
フリーランスのパティシエになるにはどーすればいいの?
フリーランスのパティシエになるには色々と準備が必要です。
1つ1つ見ていきましょう。

目次
フリーランスのパティシエとは?
フリーランスとは会社や団体などに所属せず、仕事に応じて自由に契約する人のことです。
フリーランスのパティシエの仕事は様々で
- 企業やお店などと契約し商品開発を行う
- お菓子教室を開く
- 現場のヘルプとして働く
- 製菓学校、講習会の講師
- 自分の商品の販売
- コンサル
- SNSでの広告収入
などが挙げられます。
フリーランスのパティシエに必要な事
フリーランスのパティシエに求められるのは圧倒的なスキルと実績です。
これがないと仕事を獲得するのが困難になります。
もうひとつは自分で考えて動ける力があるかです。
会社員は与えられた仕事をこなしていけば良かったですがフリーランスになると自分で考えて動いていかなければなりません。
お菓子の事だけでなく税金などのお金の勉強もしていかなければなりません。
会社員の間に準備しておくことが大切です。
フリーランスのパティシエのメリット・デメリット
フリーランスのパティシエのメリット、デメリットを見ていきましょう。
フリーランスのパティシエのメリット
好きな時間、場所で働ける
パティスリーなどで働いているとどうしても朝が早かったり、労働時間が長かったりします。
フリーランスのパティシエは自分で仕事量を調節できるので好きな時間で働けます。
仕事内容によっては自宅での仕事も可能になるので時間を効率よく使えるようになります。
自分で考えた事を実行できる
お店で働いているとオーナーやシェフなどの指示や意見を聞きながら仕事をすることが大半でしょう。
フリーランスのパティシエはやりたいことを全部自分で決め即行動することが可能です。
収入が増える可能性がある
会社員は基本的に月給制になるのでどれだけ働いても給料は変わらないです。
特にパティシエ業界も残業代がでるお店はまだまだ少ないでしょう。
フリーランスのパティシエは働いた分だけ自分の収入につながります。
能力に対する価値がダイレクトにでます。
節税できる
経費、控除など税金について色々学ばなければいけませんが節税が可能です。
人間関係のストレスがない
クライアントとのやりとりはもちろんありますがパティスリーで働いている時のような人間関係のストレスは大きく解消される可能性が高いです。
フリーランスのパティシエのデメリット
収入や仕事が不安定
会社員と違いフリーランスのパティシエは仕事を自分で取ってこないといけません。
もちろん仕事を取ってこれないと収入もなくなります。
会社員で働いている間にスキルを身に着け、業者さんや同業者とのつながりを作っておき、SNSで発信したりして準備しておくことが大事でしょう。
社会的信用が低くなる
フリーランスは会社員に比べて社会的信用が低くなります。
- クレジットカードが作れなくなる
- 物件が借りれない
- お金を借りるのが難しくなる
などが挙げられます。
フリーランスのパティシエになろうと考えている人は会社員の内にクレジットカードを作っておく事をお勧めします。
確定申告をしないといけない
会社員のときは会社がやってくれていましたがフリーランスは自分で確定申告をしなければなりません。
「freee」「やよい会計」「マネークラウド確定申告」といった会計ソフトを使用すると比較的簡単にできますが少し勉強しないといけません。
お金に余裕のある人は税理士に依頼するという方法もあります。
社会保障が少ない
会社員の時は会社が保険料を半分払ってくれていましたがフリーランスになると全て自分で払わないといけなくなります。
保険料の負担が大きくなることを理解しておきましょう。
フリーランスのパティシエのまとめ
フリーランスのパティシエのまとめです。
まとめ
メリット
- 好きな時間、場所で働ける
- 自分で考えた事を実行できる
- 収入が増える可能性がある
- 節税できる
- 人間関係のストレスがない
デメリット
- 収入や仕事が不安定
- 社会的信用が低くなる
- 確定申告をしないといけない
- 社会保障が少ない
良いところもあれば悪いところもあります。
この記事を読んで大変そうだなと思った人は会社員でいることをおすすめします。
保障も手厚いし収入も間違いなく入ってきます。
フリーランスになるには覚悟が必要です。
しかし「自分の能力を試してみたい」と思う人は1度考えてみると良いと思います。
フリーランスは自分で学んだり発信することで会社員では学べないスキルを沢山身につけることが出来ます。
フリーランスになるにせよならないにせよ会社員として働きながら準備したり勉強したりするのは間違いなく自分にとってプラスになります。
お菓子の技術も磨きつつ、その他の色々な知識を蓄えていきましょう。
フリーランスになる時は半年から1年は過ごせる位の貯金をしておこう!
心に余裕をもっておくことが大事です。
