
マドレーヌって作るの難しいんかな?
どうやって作るんやろ?
マドレーヌの作り方教えます。
難しくないので作ってみましょう!

作業の前に
失敗しないためのポイントを2つ挙げておきます。
- 計量をしっかりと行う。
- 温度が記載されているものは守る。
計量をしっかりとするというのはよく言われていますが温度を守るのもお菓子作りには重要です。
この2つを守れば大きな失敗する事はほとんどないでしょう。
マドレーヌの材料
今回は松永製作所さんのシルバーホタテ天板6Pの型2枚分(12個分)のレシピになります。
- 130g 全卵
- 70g グラニュー糖
- 10g トレハロース
- 1個分 レモン皮
- 25g ハチミツ
- 10g 転化糖
- 0.3g 塩
- 100g 薄力粉
- 2.5g ベーキングパウダー
- 120g 発酵バター
トレハロース、転化糖の置き換え
トレハロースと転化糖がない場合は甘味度やしっとり感は少し変わってしまいますが
トレハロース 10g、転化糖 10g ➡ 上白糖20g に置き換えて下さい。
マドレーヌの計量

上の画像の様に同じボールではかれるものは一緒にはかっておくと洗い物が減らせて効率的です。
- 全卵 + ハチミツ + 転化糖
- グラニュー糖 + トレハロース + レモン皮
- 薄力粉 + ベーキングパウダー
- 塩
- 発酵バター
発酵バターは耐熱容器にはかっておくと良いです。(電子レンジにかけるため)
レモンの皮をはかる時にゼスターグレーターがあると綺麗にはやくレモン皮をすりおろすことが出来ます。(記事下で道具を紹介しています)
ベーキングパウダーはg単位で出来上がりに影響するのでより慎重に測りましょう。
薄力粉とベーキングパウダーはよく混ぜてふるっておきましょう。
マドレーヌの作り方
1.グラニュー糖とトレハロースにレモン皮を混ぜ砂糖にレモンの香りをしっかり移す。

2.全卵、ハチミツ、転化糖を合わせたボールを約28℃にし泡立て器でよく溶きほぐす。
3.2に塩と1を加え混ぜ合わせる。

4.3にふるっておいた薄力粉とベーキングパウダーを加えて泡立て器で混ぜ合わせる。
ポイント
生地にツヤがでて粉が均一に混ざればオッケーです。あまり混ぜすぎないようにしましょう。

5.発酵バターを電子レンジで溶かして55~60℃に温める。
(赤外線放射温度計がない場合は棒の温度計でも大丈夫です)
ポイント
鍋でも溶かしても良いですが少量だと電子レンジの方が早く焦す心配もないのでおすすめです。

6.4に温度を調整した発酵バターを加えて混ぜ合わせる。
出来上がった生地の状態はこちら
7.生地を常温で1時間休ませる。
ポイント
砂糖を完全に溶かして粉に水分を浸透させるために休ませます。
生地も少し硬くなるので絞りやすくなります。
1時間休ませた後の生地の状態がこちら
8.生地をゴムベラで混ぜて均一にし、離型油(カーレックス)を吹きつけた型の9分目位まで絞り入れる。違う型の場合でも9分目位で大丈夫です。

9.180℃のオーブンで約18分~20分焼く。
ポイント
オーブンによって温度や時間が変わってくると思います。
焼き上がる少し手前でオーブンから出し、反転したりして均一に火が入るようにしましょう。
10.良い焼き色になったらオーブンから取り出し、型の上にクッキングシートをひいてひっくり返して型から外して冷ます。

11.お皿などに盛り付けて完成。

焼きたては外がカリッとしていて美味しいですがパティシエめがね的には1日置いたほうがしっとりして味もなじんでおいしいと思います。
マドレーヌ作りの使用器具
今回マドレーヌ作りに使用したおすすめ道具の紹介です。
お菓子作りに使用する基本の製菓道具はこちら
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【基本の製菓道具】パティシエめがねが教えるおすすめの製菓道具
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マドレーヌ作りのまとめ
まとめ
- グラニュー糖とトレハロースにレモン皮を混ぜ砂糖にレモンの香りをしっかり移す。
- 生地はツヤがでて粉が均一に混ざればオッケー。あまり混ぜすぎないようにする。
- 焼成前に砂糖を完全に溶かして粉に水分を浸透させるために生地を休ませる。
シンプルなお菓子ほどきっちり作らないと美味しいものは出来上がらないです。
このレシピでうまくつくれる様になったら粉の種類を変えたり(薄力粉の一部を強力粉に変える)
砂糖の種類を変える(グラニュー糖を和三盆に変える)など色々試してみて自分好みのオリジナルマドレーヌをつくってみましょう。

バニラの香り加えてもおいしいかも。